洋服から見るゴーストバスターズ

 服の趣味がバラバラな集団はオタクという俗説もあるけど、まあ盛り上がれる話題があればどのグループにも言えると思う。

 

エリンは無理して自分を型にはめようとするスーツとハイヒール。

最初のプリーツありスーツとハイヒールは「その首の何?」とかホルツマンに聞かれるし、学長にも「その服……」と濁される言われよう。

クビになった時の茶色いスーツ、黒いシミみたいな柄あるけど誰も突っ込まないしあれほんと何柄……? と思ってたけど2回目見て思った。

自分の荷物を入れてる箱(木目)と服が同化してる

つまりエリンは無理して自分を大学に染めようとするあまり大学(大学の雰囲気とかでなく文字通り壁紙とか備品とかの大学)と同化しようとしていたのでは……。

でも地がちょっと出てそれがファンシーな柄シャツとかになってたのでは……。

あのリボン付きシャツに関する会話

「それ何なの?」

「これは……服についてたの」(大意)

は2通りあるのかなと思ってて、

1. 本当はリボン付きのシャツが好きだけどこじらせている(好きだと言って否定されたくない)ので隠している

2. ガチでオシャレかどうか、好きかどうかもわからないけどスーツを着なければいけないから仕方なく着ている……けどそれを悟られたくない

 

 序盤はスーツだけど、シャツ+ニットになって大学スウェットになって、鮮やかなピンクのニットになるのは、だんだん気持ちがゴーストガールかつアビーの親友だった頃に戻って自分を解放するようでいいよね。その頃にはリボンなくなってるから2かなあ。

 

アビーはもっともシンプルで無難なコーデが多い。たぶん下着とか靴下とか全部同じ黒系の色味でそろえてると思う。でキッチンが修羅場のニューヨークと同じって言ってたのでソファとかベッドに着た服が重なってて毎日何かしら選んで着てると思うな。適当に着てもだいたい色味があってるから大丈夫。もっともかしこいかも。

 

ホルツマンは何を着てもホルツマンになる。

パンフレットによると自分でペイントしたオーバーオール、赤いスモーキングジャケット、靴下はバラバラではく、などなど。そしてScrew U。

ホルツマンのわざと空気読まないスタイル同様、ホルツマンの個性でもありバリアって感じがする。

 

パティはもうスタイルがパティだから。部屋に入ってきたらすぐわかるってレスリーも言ってたし。

 

後半になるとグランジっぽい格好だったホルツマンが乗馬っぽいカチッとした格好してみたり(エリンっぽく?)、原色カラフルだったパティがちょっと暗めの色を着てみたり(アビーっぽく?)、反対にエリンは鮮やかなピンクのニットを着てみたりしていて、服のスタイルはバラバラのままなんだけど、色味とかなんとなくまとまりがある感じになってるのがいいなあと思った。

 

・ネックレス

ホルツマンのscrew U, pattyの名前ネックレスは目立つけどアビーもしてるんだなーと思って見てたら、広報の人もパールのネックレスしてた。最初一連、次二連だったのでもしかしてこれだんだんボリュームアップしていくのでは…!? とつい思った。SNL見すぎてコント脳になってる!

ホルツマンがことばを取り戻すまでーーゴーストバスターズ2回目の感想

 一回目はケヴィンの扱いに戸惑いを禁じえませんでしたが、再鑑賞するとケヴィン視点で見ることもでき、ゴーストバスターズに彼も自分の居場所を見出していてよかった。しかし二回目はホルツマン中心に見てしまうねやっぱり。三回見たら泣いてしまうかもしれない……。吹き替えも見たいな。

ホルツマンの会話

 ホルツマンはセリフ少ないんだけど日常会話、特に返事で噛み合った会話してるところがほぼ出てこない。ほぼっていうか全部ズレてる。

 最初はホルツマンのメインランゲージが化学関連用語で、日常会話がサブランゲージみたいな扱い(母語じゃないから意思疎通に難あり)なのでは…って思ってたけど、意図的に変な返しをして、相手の反応を見てるんじゃないかと思う。 セリフないところのリアクションは観客とだいたい一緒だし。あまのじゃくというか。

 会話をキャッチボールに例えることはよくあるけど、多分もともとホルツマンの投げるボールはクセ球で、意図せずズレるときもあったと思う。(ストレートだって回転かける練習しなきゃまっすぐにならないし……)でも今は変化球、あるいはもうボールじゃないものを返してる感じ。エリンに「私は疑うね」って言ってみたり市の人に「1? 2? ……1?」って言ったり。

前者は何人を悩殺したかわからないウインクで意図を知らせてる(ちょっと心を開きかけてる)けど、後者は「もうお前は黙っとけ」と言われ会話終了するわけで、昔からたぶんホルツマンはすぐ「黙っとけ」って言われてきたんじゃないかと思う。だから結構会話に入らず見てるだけなんじゃないかな。

空気読んで日常会話を合わせようとした時期もあったかもしれないけど、いつからか逆にもっとズラしてそれでもついてこれる人とだけ仲良くなって、会話するようになったのかも。それについてこれるのはアビーだけだったけど……。だから口数少なくなったり、もう言語としてじゃなくオモチャとしてことばを使ってるというか。面接でもインタビュアーモノマネ?で話しかけたり。言語でのコミュニケーションを放棄しているというか。ちょっと壁を作っている感じ。

(その代わりメカにつながる武器説明は嬉々としゃべっちゃうけど!)

でもGBの皆はホルツマンを拒否しないし、ゆるく繋がってるからだんだんホルツマンも心を開いてきて(サンドイッチもパティと一緒に買いに行ってるし……)それで最終的にあんな湿っぽいスピーチで心の内をぜんぶさらけ出した…………と……考えることもできるのでは!?

アビーとは喋れてたかもしれないけど、パティとエリンにも胸襟を開いた!!

(でもアビーともハイタッチのアレンジみたいなのがあるし、スピーチもアビー初耳だろうからあんまり喋らないかもなあ)

こうなると続編ではめちゃめちゃしゃべるかさらにズレをひどくして遊ぶ可能性がある。ズラしてくる気がするぜ…。

 

ホルツマンがメガネをはずすとき

ホルツマンがメガネをはずすとき、めちゃめちゃかわいくないですか。

・興味を持ったとき

 初登場でエリンを見てるとき(このときメガネとゴーグルダブル使い……?)、市長との会話などは右手で左から斜めにばっと取って興味津々なんだけど、ケヴィンが出てくるときはまだよくわからないからか、メガネの隙間から覗いてる感じなのがかわいい。つるをくわえてるのもかわいい。こう思うとメガネは外界とのバリアみたいなものなのかもね。あるいは人をガン見する癖があって親にたしなめられた経験があるとか……。

 

・感動したとき

ラストシーンだとちょっとメガネの扱いが違う。でもこれは耳をさわってる? ようにも見える。

 

ホルツマンが踊るとき

 踊るときもかわいい。言語コミュニケーションを重視しない(ように見える)代わりに表情やボディランゲージで伝えてくる感じがある。

 

二回目の感想を書こうと思ったのにホルツマンの感想にしかならなかった。

そういえばゴーストバスターズにはスマホが出てこない。緑の悪魔と自撮りを撮ろうとする女の子くらいで、他の4人は持ってるところすら(多分)出てこない。わざわざ固定電話引いてるんだあ……と思ったからケヴィンの受付男子のため? あるいは次回作にとってある? でもスマホネタだとキングスマンみたいになりそうだしなあ。

マンガワンで楽しみにしているまんが

マンガワンはライフを使ってまんがを読むアプリ。9時に4つ回復する。ダウンロードしたてだと別のライフが100個くらい? あるのでライフ回復が待ち遠しい…! ということにはあまりならない。

古いiPadで読んでいる。iPhoneで読んでストレスを感じないのはツイ4の『女の友情と筋肉』くらいなのでケータイではあまり読みたくない。でも続きが気になりすぎて読んだ作品もある。まんがの中毒性…。

 

たしか岳の一気読みでダウンロードしたけど、「ライフが余っててもとくに見たいまんががないなあ」と思ってたんだけど、最近楽しみなまんがが増えてきたので備忘録としてメモ。

 

まとめ読み系

  1. 『岳』
  2. からかい上手の高木さん』『ふだつきのキョーコちゃん
  3. ホイッスル!

 

1は映画しか見てなかったので。山とともに生きる主人公三歩とその周辺の人びと。

父息子が遭難してお母さんを呼ぶ話が好き。結局時間切で最後まで読めなかった。

2は同じ作者で山本 崇一朗さんによるもの。マンガワンがなかったら読む機会なかったかも。シンプルでわかりやすい絵のラブコメ。『からかい上手の高木さん』は中1の授業風景、一枚上手の高木さんがかわいい。クラスの人からからかわれないのが平和でいいなあ。

ふだつきのキョーコちゃん』はキョンシーのキョーコちゃん、のお兄ちゃんが主人公。キョーコちゃんの力を封印してるリボンが取れないかいつも心配。

謎が謎のまま終わるファンタジー。どこかのインタビューで「暗いのが嫌い」と言っていただけあり、トラウマ描写、いない両親の謎、妹だけキョンシー、人間の料理食べられないのに料理がうまい、など真相はわからず。

お兄ちゃんがひたすらかっこいい。

料理食べられないのに料理担当のキョーコちゃんにちょっと引っかかるけど、ひいては自分の食事のためだし、ありか?

  どうでもいいけど委員長にクッキーの作り方を教えるところで「はかりは器の重さを入れない」みたいなツッコミ入ってたけど、たぶんあの電子ばかり、器乗せてから電源入れたら0gから量ってくれるのでちょっと気になった。

 

3は昔読んでたのでなつかしすぎて。友達から借りて読んだっきりなのにホイッスル好きすぎて序盤のスカした水野くんとかコマ単位で覚えてて自分にひいた。

大人になってから見ると学校通ってない生徒とか早とちりしちゃう先生より年上なので同じシーンでも見方が変わるのがおもしろい。

 

連載もの

  1. 桐生先生は恋愛がわからない。
  2. テラモリ

 

1は恋愛漫画だけど、「ヘテロ」「無性愛者」などワードがでてきて「恋愛するだけが人生じゃないのよ」という意見がベースにあるのがいい。(中身はラブコメだけど)あと男性二人ともクセありすぎてかわいい。

 

2はテーラーのお仕事まんがというだけでちょっとスーツに詳しくなった気がして読むのが楽しい。

主人公ちゃんは両親銀行員で私立女子高育ち…というのが中〜上流家庭の箱入り娘というイメージ…。

仕事観(バイトにスパルタで教え込んだり、副店長は意図してなかったにせよ無理を押して倒れた話を美談みたいにしたり)は若者時給で消費されてる…と思うけどまんがを盛り上げるためには仕方ないのか? でも副店長も27歳だし消費されてる…。アパレルの週休2日は月に2日休めるという意味とか読んだことあるけど本当だろうか…とかいらぬ心配してしまう。

基本はスーツの話なのでシャツとか見るのが楽しくなる。

グレイズ・アナトミー シーズン5&6

 グレイズ・アナトミーは現在シーズン10までhuluで見られるし、本国では13までしているみたいだし、「だらだら海外ドラマ見流したいなー」と思っていたのでちょうどいいと思って見ていました。吹き替えもあるし。

基本的には医療ドラマ、ほぼ恋愛。しかもだいたい不倫がらみの恋愛。(好きなの? たいていシーズンに一組は出てる気がする。幸せな結婚も今のところあまりでてこない)

以下ネタバレ感想。

 

シーズン1〜5は普通というか、だらだら見ていた。

 シーズン1は最後に主人公の恋愛が不倫だったということがわかる。

あとはイジーが患者のために暴走。

シーズン2、3、4はアディソンが終盤コメディエンヌになってきたのが良かった。

あとシーズン3-3のエピソードでアビゲイル・ブレスリンみたいな女の子が出てるなあと思ったらアビゲイル・ブレスリンだった……かわいい。

くらいで、まったり見ていたのですが、

シーズン5から劇的におもしろくなってびっくりしている。

特にエピソード5-13。

イジーが難病だと分かるシーン。

結婚式では泣いた。泣いた……。

かつ、シーズン5の最終回のjohn doeが誰だか分かるシーン……はあ。

 

シーズン6は銃撃事件。

シーズン6-24、「あたしがあんたの彼氏救うから、あんたはあたしの彼氏救って」って超かっこいいヤン先生。

 

シーズン7は事件の後の問題が尾を引いてるみたいだけどみんな元気になってほしい。

まどマギ感想メモ 1-4話

2016年にまどマギ

鬱アニメらしい? 戦闘シーンが今までとちがう? というのは聞いたことがあった。人気あるんよね。きっと以下の気になるところも後々出てきたり考察があったりするんじゃないかと思うけど、ヘタに調べると全てのストーリーがわかってしまいそうなため、読めない…。

・自己責任論っぽい
キュゥべえが芸能界のスカウトとかにしか見えない。僕と契約して魔法少女(アイドル)になろうよ! 願い事をかなえてあげるよ! →仕事が過酷になる→自分で選んだんでしょう?ってなりそう。
魔法少女と魔女のちがいがわからない。魔女って実体あるのかな? 巴マミがケーキの話してたらケーキが出てきたし違和感。周りのイメージを吸い取ってるのか、実はマミが作り出してる世界なんじゃないの? って思ってた。魔法少女が大人になったら魔女になるのか? マミは何に喰われたのか?
・グリーフシードのグリーフって人を喪ったとか、ものすごく深い悲しみって意味じゃないかと思うんだけど、それで魔力を充填するのか。悲しみを力に変えてって意味なのか、悲しみを食い物にしてるのか。
ウィキみたら「嘆きの種」らしい。なるほどー。
・まどかちゃんに適性があるのはどの点が適性なのかもこれから出てくるんだけどなんなんだろう。
・まどかが「本当に(キュゥべえは)人間には見えないんだ…」って言ってたけどじゃあまどかは人間じゃないのか。

刺し子メモ きせ

趣味が増えました、その名も刺し子。

 

最初はある布でやろうと思っていたけど、結局初心者だから晒と刺し子糸も買った。

それでも晒10mで千円くらい、刺し子糸100円くらい。安い。

 

嫁入り道具の花ふきん教室に従っています。

 

しかし地のしとか、被(きせ)をかけずにとか、和裁どころか編み物ばっかりで縫い物ほとんどしてこなかったので難しいよー。

 

きせは縫い目と折り目の間に作る隙間のこと。中表にして縫ってひっくり返すときに使う。着物はこうなってるらしい。せいぜいポーチとかティッシュケースレベルしか作ったことないので、初めて知った。

brick Ben folds five

Ben Folds Five - Brick - YouTube

なにげなく聞いてたら歌詞こんな意味だったのねと思ったのでメモ。

Ben folds five じゃなくて大橋トリオのカバーで聞いてたんだけど…。

Who:
彼氏(主人公)と彼女…クルマを持ってるけど両親が出てくるので2人は高校生。
彼女の両親
「ある人」

When: クリスマスの次の日の朝

What: 
Now that I have found someone
2人は「ある人」のところへ行く。
call her name at 7:30
7:30に彼女は呼ばれるけど、彼氏はすることがないので、彼女のために花を買った。
As weeks went by
It showed that she was not fine
彼女の調子は数週間経っても戻らなかったので、彼女の両親にとうとうばれた。
彼女も自分も、泣きくずれた。

Wikipediaにはそのままabortionって書かれてたけど、中絶と一言も書かずに、淡々と時系列で書くことで悲しみを表現する方法もあるんだなー。

しかし彼女のハードな状況を重荷と言い切るのはどうなんだ。高校生の素直な感情なら仕方ないのだろうか。